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2020年11月、新型コロナウイルス・ワクチンの開発加速

2020年11月に入って米製薬メーカーのファイザー、モデルナが相次いで、新型コロナウイルスに対して高い有効性を持つワクチン開発が進んでいると発表しました。「メッセンジャーRNA(mRNA)」を用いた新しい手法のワクチンで、ファイザーのワクチンは90%以上、モデルナは94.5%の有効性を示しました。
 ワクチンの予防効果の持続性や副作用に対する懸念、さらに両社のワクチンがマイナス0度以下の保存が必要なことから、短期間に世界的に普及可能かなど課題も指摘されています。安定的に安全なワクチンが供給されれば、コロナ禍の社会・経済の回復が促されることから、早期の供給が期待されます。